私が新卒として入社したのは、Webとはかかわりのないサービス業でした。
(大学は経済学部でしたが、経済学の授業が嫌いで他の授業ばかり取っていました(笑)サークル活動ばかりやっていたせいで、単位もギリギリ…今考えるとマーケティング論とか受けておけばよかったとしみじみ思います)
そのあとの転職も、製薬会社の営業、システム会社のサポートセンターと、Webとは全く関係がありません。
そんな私が、なぜWeb広告を行っているのか。
1枚の広告が始まりでした。
それはコピーライティングの広告でした。
「コピーライティングを勉強すれば、人に感謝されながら、お金を稼げますよ」
というものです。
そんな素晴らしいものがあるのか、とさっそくWeb業界に飛び込んだ私でしたが…
いくらコピーライティングを勉強して、その通りに行っても、ちっともうまくいきません。
ホームページを作っても、やっぱりうまくいきません。
それもそのはずです。
ホームページまで、お客様を連れてきてくれる道筋がなかったんです。
これでは、いくら時間をかけて、あるいはお金をかけて作ったホームページでも、申し込みが来るはずがありません。
単なる自己満足でした。
お客様を集める必要性に気付いた私は、今度はWeb広告代理店に転職します。
その会社で、今の私の広告運用のもととなる変態的なアカウント構築を学びました。
変態的なアカウントを構築することで、後からのメンテナンスの手間を極限まで減らしていきます。
しかし、また気付いてしまいました。
広告の管理画面だけでは、あくまで広告内のデータでしか判断ができない、と。
きちんと広告を効果に結びつけるためには、広告だけでなくデータ分析ができる必要があると。
気付いてしまったらどうしようもありません。
今度はデータ分析ができる会社に転職です。
データ分析ソフトの使い方、データの分析ができるようになりました。
データ分析を経て、Google広告の内製化を進めます。
その会社では、Web広告の知見やスキルを持つ人材がおらず、代理店に依頼していました。
自社内で運用することで、外注のマージン削減と広告運用費の拡大、代理店の対応スピードに依存しない修正対応、PDCAの高速化を実現しました。
その結果、平均クリック単価は75円削減、成果は代理店運用で19,000円のアカウントが6000円に、4,000円のアカウントが900円に削減できました。
このような経緯があり、Web広告の内製化の支援をしようと思い立ちました。
Web広告は集客の重要なパーツです。
重要なパーツを自社内で回せるようになることで、
- 代理店に支払っているマージン分を運用に回せるようになるため、実質的に広告費が増加する
- 修正を頼む場合も、社内で対応できるため、スピード感をもって対応できる
- 数値の確認が毎日できるため、週単位や1カ月単位のレポートを見ての振り返りではなく、高速でPDCAを回せる
- 集客の手綱を自社で握れる
ようになります。
代理店に依頼する場合でも、Web広告を理解できる社員がいると代理店の対応が変わってきます。
学生時代にまともに勉強をせず、サービス業や営業、サポートセンターをしていた私でも、広告を回せるようになっていますので、特別なものではなく、勉強すれば誰にでもできるようになります。
取得資格
Google広告検索広告認定資格
Google広告ディスプレイ広告認定資格
Google Analytics個人認定資格(GAIQ)
Googleデータアナリティクスプロフェッショナル